20080719 八月の路上に捨てる 伊藤たかみ
芥川賞を受賞した本。
まさかこの薄い本に小説が2本入っているとは思わなかった。
この薄さで芥川賞とはまた恐れ入る。
読んでみて以外や、あまり面白くない。芥川賞っぽくない。
なんというか、愚痴、愚痴、愚痴、の連発でできている小説だ。
毎日が思い通りうまく運ばずどうしようもない流れに逆らうことすら許されない個人の非力さとでもいうものを描こうとしているのだろうか。
主人公は間違いをしているわけではない。
しかし幸福な人生を送っているとも言いがたい。
その二つは私に言わせれば関係は無い。
以上、感想終わり。
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