バカの壁、死の壁の続編とされる。
死の壁は読んでいないが、内容は理解できた。
改めて、いろいろとものの見方、考え方を教わる。
身体と精神の乖離と一元化の問題は、この本のように言われないと、判らない。
ある意味で著者はあちら側の人で、自分はこちら側の人だと思った。
こちら側とは自分で原則を定められない人である。
2008/03/19
20080313 超バカの壁 養老孟司
20080313 超バカの壁 養老孟司
2008/03/17
20080316 不都合な真実 アル・ゴア
2008/03/16
20080309 人生における成功者の定義と条件-村上龍
20080309 人生における成功者の定義と条件-村上龍
・「生活費と自己実現を充足する仕事をし、信頼できる小さなコミュニティを持つこと。」
この本は人生の成功者たちの話、として読み出すと、たちまち裏切られる。
この本は、人生で成功するためのビジネス本の類、ではない。
作家の周到な意図で、世間一般の認識ではその道の成功者とされているが、成功者と自分自身を認めているわけではない人たちの話なのである。
ここに出てくる5人の著名人の誰もが、私は成功した、などと一言も言ってない。
ひたむきに自分の仕事に打ち込んで、振り返ったらこの位置にいた。
そういう人の背景を対談で探ってみよう、ということなのである。
利根川博士や猪口直子氏の話で、異なる世界で働く人々が困難をいかに打ち砕いてきたか、生の声が読めたのが良かった。
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