2008/04/11

20080409 うつからの完全脱出 9つの関門を突破せよ 下園壮太

20080409 うつからの完全脱出 9つの関門を突破せよ 下園壮太
J君という患者がうつからいかに脱出してゆくか、具体的な過程を描きながらうつからの脱出方法について述べている。時間軸で話しが展開してお
り、ラストに向かって苦しみながらも快方してゆく様がありありと見えるようだ。書き手の視点が患者と同じ高さにあり、多くのうつ患者に共感を
得られるのではないかと思う。
しかしながら、表題の副題はあまりいいとは思えない。関門が9つもあるなんて考えただけでぞっとする。疲れきってエネルギーの無いうつ患者に
鞭を打つような言葉だ。

2008/04/08

20080406「経済人」の終わり P.F.ドラッガー


読み始めてすぐ意味を掴めなくなった。内容は非常に魅力的だが、文章が理解できない。ヨーロッパで20世紀初頭に急速に台頭してきたファシズム
の論説で始まる本。大変興味をそそられるのだが、私には難しすぎた。読んでも頭に入っていかない。この著者は現代社会に大きな影響を与えたと
されており、どのようなことを語ったのか以前から興味があったのだ。たまたま図書館の新館コーナーで目にして借りてきた。しばらくして忘れた
頃にまた読んでみよう。