2006/08/25
ロングテール
人気の無い商品でも、在庫が膨大な数量があれば、少数の人気商品の売り上げ総額よりも、人気の無い商品群の売り上げ総額のほうが大きいという現象。人気順をX軸に、売り上げをY軸にとったグラフの形状からこの名前がついている。
2006/08/24
フルーツドライ
ドライフルーツに目がない当方は、時折スーパーなどでドライフルーツ物産展などがあるとついつい買ってしまったりします。一番好きなのは杏子(あんず)です。無花果(いちじく)もなかなかいけます。日常よく食べるのはプルーンのドライフルーツですね。おいしくてついつい数が進んでしまいます。
フルーツドライというのは、ドライクリーニングに使われる新開発の溶剤の名称です。このたび、三菱重工産業機器が開発に成功したのことです。
柑橘系の果物の果皮から抽出した油でつくるのだそうです。なんでも、この油に含まれるリモネンとかいう酸っぱそうな名前の成分が味噌なのだそうです。おいしそうな名前ですね。ドライクリーニングの石油のにおいは大嫌いですので、柑橘系の香りがするドライクリーニングなんかがあったら即出してしまいそうです。でも、結構いい値段なんでしょうね。
参照記事:2006/08/23 日経産業新聞 P 1
2006/08/23
コレクティブハウス
コレクティブハウスというのは、集合住宅で共用のキッチンやリビングなど入居者同士が気軽に利用できる交流スペースを設置したもののことで、最近高齢者専用の集合住宅などに増えている形式です。アンチエイジング系のビジネスが、各種台頭している中、こと建築に関してはまだまだこれからといった感じがあります。
共用のキッチンというと、各戸にはキッチンが無くて住人全員がそこを使うというものもありますが、コレクティブハウスの場合は各戸にキッチンもリビングも装備された上で、住人の交流スペースとして設置されています。料理や、食事をつうじての交流は、参加するハードルが低いので誰でも気兼ねなく友人作りができそうですね。
都市や建築のアンチエイジングモデルというものを、ビジネスとして展開する機運ができてきたのでしょうね。
参考: 2006/08/22 日経産業新聞 P 192006/08/22
土地バブル
好景気が持続的連続する様相をみせております。
戦後最長の好景気となることは、ほぼ間違いないなどと与謝野財務大臣も強気の発言をしていたりしますが、この状況はかつてのいわゆるバブルではないのでしょうか。
平成バブルとは、企業の財務体質、経営体質、生産性などがまるで違うと、まことしやかに言われておりますが、土地の取引状況に関して言えば、もうほとんどバブルと言っていいくらいです。
都心でマンションの建設に適した用地はほぼ、出尽くしたと言われており、残り少ない土地の取引価格が急騰しているようです。マンション建設してもペイできるかどうか、というくらいのところまで値上がりしている模様です。これは、ひとつには残り少ないパイを求める競争原理もありますが、バブル期と異なるのは、潤沢な資産を持ち躊躇無く土地を買い上げる外資の参入のためでしょう。高値で買ってはまたそれを更に高値で転売するという状況です。
資産目的とは異なり、転売利益目的で利ざやを稼ぐ状況はそう、長くは、続かないと思います。
2006/08/21
CDM(クリーン開発メカニズム)
地球温暖化防止のため地球温暖化の原因となる二酸化炭素などのガスの排出を、国家規模で削減しようという京都議定書に基づき企業活動が活発になっています。二酸化炭素だけでなく、フロンやメタンガスなど対象となるガスはいくつかありますが、日本国内では圧倒的に二酸化炭素の排出削減がメインですね。二酸化炭素の排出削減・抑制の場合は、炭素の意味で、カーボンフリーなどと呼ばれることもあります。
この、二酸化炭素の排出削減は先進国をメインに国ごとに目標値が設定されておあり、日本の場合は6%削減を目標とされています。
二酸化炭素の排出削減は環境ビジネスとして、最近商社などがこぞって参入してきています。国外で削減できた二酸化炭素の量を権利として買うことができるからです。
東京都心は今年も猛暑です。
地球温暖化防止は諸手を挙げて賛成です。
ネット通販に「通い箱」
通い箱とはまた面白いネーミングです。 パシフックネットの始めた不要パソコンの引き取りサービスです。
パソコンやモニターなどを買ったときに箱をきちんと保存している人はあまり居ないのではないでしょうか。
緩衝材などが沢山入っていてダンボール箱がでかいですから、私のような広くない家には置いておけません。捨ててしまいます。これで困るのは、引越しのときや、中古品として売るときです。
この、「通い箱」はそうした、中古パソコンの配送用の箱のことです。
パシフィックネットでパソコンを購入すると、プラスチック製のこの箱に入って送付されてくるそうです。逆に不要になったパソコンをその「通い箱」に入れて返送する、という仕組みです。
これはなかなかのアイデアですね。
パソコンに合う箱って探しても、ないですよね。宅配便なんかで送る場合は自分でダンボールを切った貼ったして梱包するしかないですね。
このサービスが、広く一般にパソコンの送付梱包手段として使えるようになるといいですねえ。
個人的には、ぜひ使ってみたいです。
参照:パシフィックネット、ネット通販に「通い箱」利用。 2006/08/21 日経産業新聞p15
2006/08/20
当社には損害賠償義務はない
乗組員が運行ルートで高圧ケーブル線の存否確認を怠ったことに加え、運行上の基本的な注意義務違反や、現場付近になってから後ろのタグボートの乗組員をクレーン船のほうに移動させて、無人状態のまま運航した上、現場到達前なのにクレーンを上げ始めたことなど、次々とお粗末が明らかになってきたいます。
そんな中で、「お詫び」の次にホームページに載ったのが、損害賠償責任の義務無し宣告です。
当社には損害賠償義務はないものと判断した、とありますが、これはどうなんですか。
道路や河川などに準ずる公共インフラの破壊は、極端に高額な賠償請求がなされるというのは社会組織として常識なのではないでしょうか。知人に交通事故で電柱折った奴がいましたが、年収の何倍もの額を損害賠償請求され保険でなんとか払ったということがありました。
壊しておいて、そんな高くつくものだとは知らなかったから責任は無い、というのがどこまで通用するのか、この先、どんな弁明が続くか注目したいと思います。
なんてったって、その日は朝から階段下りたり上ったり汗だくになってえらい目に逢わされましたから、被害者意識たっぷり持ってます。