2006/08/22

土地バブル

果たして今は、バブルなんでしょうか?

好景気が持続的連続する様相をみせております。
戦後最長の好景気となることは、ほぼ間違いないなどと与謝野財務大臣も強気の発言をしていたりしますが、この状況はかつてのいわゆるバブルではないのでしょうか。

平成バブルとは、企業の財務体質、経営体質、生産性などがまるで違うと、まことしやかに言われておりますが、土地の取引状況に関して言えば、もうほとんどバブルと言っていいくらいです。

都心でマンションの建設に適した用地はほぼ、出尽くしたと言われており、残り少ない土地の取引価格が急騰しているようです。マンション建設してもペイできるかどうか、というくらいのところまで値上がりしている模様です。これは、ひとつには残り少ないパイを求める競争原理もありますが、バブル期と異なるのは、潤沢な資産を持ち躊躇無く土地を買い上げる外資の参入のためでしょう。高値で買ってはまたそれを更に高値で転売するという状況です。

資産目的とは異なり、転売利益目的で利ざやを稼ぐ状況はそう、長くは、続かないと思います。

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