高村薫氏のミステリーは面白い。
まだ全部を読んだわけではないが、今まで外れたことはない。
神の火は氏の初期のころの小説である。
現実味あふれる人間描写で、読む者をぐいぐいミステリーへと引き込んでいく。
それにしても原子力発電の専門知識の豊かさに驚いてしまう。
ほとんど理解できない専門用語ばかりだった。
ラストの主人公の運命は悲しく、儚い。
なにか、とてつもないことが、なされる、という点で今まで読んだ氏の小説は同じだ。
一番面白かったのはレディ・ジョーカー。
東京都心で会社まで毎日徒歩で通勤している会社員の日記です。 マンション湾岸戦争の名高い地域に住んでいます。 続々と超高層マンションが建ち並ぶようになり、景観が一変しました。 今日も黙々と歩いて通勤しています。 そんな普通のサラリーマンのひと言です。
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